リアチャイルドシートの取付けで気を付けたいこと。

おはようございます、ADサイクル青木です。
幼稚園や保育園などの入園シーズンが近づき、リアチャイルドシート(後幼児座席)のご利用を考えておられる保護者の方も多いと思います。
チャイルドシートを取り付け、お子様(6歳未満)をお乗せになる場合は、リアキャリアに表示されている最大積載量、自転車へのチャイルドシート取付けの可否のご確認が必要になります。

リアキャリアにはJIS規格に定められたクラスがあり、チャイルドシートの取り付け可否があります。
また、幼児座席が取付けられないことを表示することも規定されました。

・クラス18
最大積載質量18Kgの積載用キャリア
このキャリアには幼児座席を取り付けてはならない。

・クラス25
最大積載質量25Kgの積載用キャリア
このキャリアに幼児座席を取り付ける場合は、幼児用座席の質量とその幼児用座席が指定する最大適用体重との合計が25Kg以下でなければならない。

・クラス27
最大積載質量27Kgの積載用キャリア
このキャリアに幼児座席を取り付ける場合は、幼児用座席の質量とその幼児用座席が指定する最大適用体重との合計が27Kg以下でなければならない。

確認する場所は、リアキャリアがある自転車は、キャリアに刻印されているかシールが貼りつけられています。リアキャリア無しの自転車の場合は、フレームにシールが貼りつけられています。
わからない場合は、メーカーまたは自転車店でご確認ください。
こんな感じでクラス分けされていて、チャイルドシートが取り付け可能なのは、クラス25とクラス27のキャリアで自転車本体も対応していないと取付けできません。

その他に、ドレスガードおよび両立スタンドを装備した自転車をご使用ください。
ドレスガードは運転者(保護者)の服を車輪に巻き込まないようにするためのものですが、リヤチャイルドシート取付けの場合は、お子様の足を車輪に巻き込まないようにする効果があります。
お子様の乗せ降ろしに、サイドスタンド(一本スタンド)では不安定なので安定感のある両立スタンドをご使用ください。ハンドルを固定できる装備がついている自転車の方がより安心できます。
お子様には、必ずヘルメットおよびシートベルトを着用させて下さい。

自転車の買い替えなどの参考になればいいなと思います。